届かない痛み



※イナイレ80話ネタです。
なんかもう切なすぎて走り書き。
酷い駄文(にもなってない)です。
豪円前提ですがもはやサッカー←円堂。

苦手な方はご注意下さい。


















































好きだけじゃ駄目なんだ。



まだまだ子供な自分達の無力さだとか、大切な友達に慰めの言葉一つ浮かばない情けなさとか、何よりもどうしてこんなに好きなのに…!って理不尽さがこの胸に溢れかえってまるで洪水みたいだ。

今一番辛いのは俺じゃない。
分かってる。
あいつは決めたと言ったんだ。
俺がとやかく言えることじゃない。
それも分かってる…!

だから、だからこれはつまりは俺の我が儘で独りよがりで自己満足で…。



「あいつから…っ、サッカーを取り上げないで下さい!!!」
必死に叫んだ。
それしかできないから。
頭を下げた。
それしか、できないから。

「悪いが時間がないので失礼するよ」

足元がガラガラと崩れていく。
駄目なのか、駄目なんだ、なんで、なんで!?なんで聞いてくれないんだ…!!!
子供の戯れ事に耳を貸す大人は少ない。
俺は、俺達は今まで…ずっと環境に恵まれていただけなんだ。
母ちゃんだって、最初は俺がサッカーするのを良く思ってなかった。
もしかしたら今サッカーが目の前で取り上げられていたのは俺だったのかもしれない。

サッカーが、できない未来。
もしかしたら俺にだって待っているかもしれない。

考えただけで、息が苦しい。
苦しい…!
好きなのに…!こんなにもこんなにも…!望んでいるのに…!!!
それに手を伸ばすことすらできないなんて…っ!!!
目の前が真っ暗に染まっていく。
泥沼に足を捕られて身動きができない。

なぁ、なぁ豪炎寺…!

今お前はこんなところにいるのか?
今お前は、こんな苦しい思いをしてるのか?



「なんで…どうして…」
なぁ、豪炎寺。

「俺…もっとお前とサッカーしたいよ」



引き下げたバンダナで両目を覆った。
何もできない無力な自分が、あいつが出来なくなるサッカーに、あいつよりもしがみついている自分が、結局自分の事しか考えてない自分が…悔しくて悔しくて、仕方なかった。




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言い訳

80話切なすぎました…。
うちのキャプテンはサッカー>>>>>>>>>>>>>>越えられない壁>その他です←

短文な上酷い駄文ですみません←いつもだよ
ここまで読んで下さってありがとうございました!!!