縛ってみました。



※ぬるいですが性描写を含みます。
年齢操作利×乱四年後設定です。
苦手な方はご注意下さい。


















































利吉さんは変態です。

ということは、そんなあの人を好きな私も変態なのだろうか…

複雑、です。



そもそも利吉さんと恋仲になったのは私が二年生(11歳)の時で、周りからは利吉さんは所謂「お稚児趣味」なのではと囁かれていたらしい。
とりあえず五年になって身体も大分成長したが、今だあの人が私から興味を無くした様子はないので、小さいからよかったわけではないらしい。

しかし…決して趣味は、良くない。

「あの…利吉、さん?」
「んー…なんだい、乱太郎?」
真っ赤な縄を両手に持ちニコニコと爽やかな笑顔で私と向き合う利吉さん。

「…あの、それどうするんですか」
とりあえず私も笑って聞いてみる(多分、口の端が引き攣っているが仕方がない)。

「あれ?乱太郎、縛られるの嫌かい?」
心底驚いたように言わないで欲しい。
なんだか私にそういう趣味があるみたいじゃないか。

「…嫌?ってそれは嫌ですよ」
誰が好き好んで縛られたいものか…、いや世の中にはそういう人もいるが、少なくとも私は違う。

「きっと乱太郎に似合うと思ったんだけど」
嫌だと言っているのに、有無を言わせないような笑顔で徐々に迫ってくる。
じりじりと後ろに追いやられながら私は泣きたい気持ちになった…。

「乱太郎、今日は縛らせて?」

何故こう、こんなに爽やかにこんな台詞をはけるのか…。





…暗転。






「り…利吉っさ、せめて…っあ…灯りをっ、消…してくだ…ぁっ」

利吉さんの笑顔を振り切れる訳もなく、本日は(ほぼ強制)緊縛プレイとなった。
私は今両足を腹につく程の位置で膝を折り、太腿と膨はぎを合わせるような形で…所謂M字に足を開いた状態で縛られ、おまけに両手まで後ろ手に自由を奪われていた。

「いいじゃないか、私は乱太郎の綺麗な身体が良く見えて凄く良いよ」

壁に背を預け、身体をなんとか安定させている私のそれを上下に擦り高めながら、わざと羞恥を煽るような言葉で攻める。

「だっだからっ…ひっ…ぁっあ」
「乱太郎も気持ちいいだろう?」
先端をえぐるように擦られ思わず身体が跳ねてしまう。

「ぅう…あぁっ…」

ゾクゾクと背中を駆ける快感に口の端しから唾液が溢れる。
すかさずそれを舐めとるように利吉さんの舌が顎から唇へと這い、そのまま深く口付けられる。

「んん…ふ、ぁ…っん」
舌を吸われながらようやく唇を解放されるとちゅぷんと濡れた音が響く。

「乱太郎の舌は甘いな」
ふふっと笑いながら利吉さんが私の頭を撫でる。

「ひぅっ…あっぁ、ぁあっ…んんっ」
長い口付けに酸欠状態の朦朧とする意識は、易々と快感に流される。

「乱太郎…そろそろイきたいかい?」

普段の優しい青年の姿はそこには無く、征服する快感にギラギラと輝かやく雄の瞳が私を見つめる。

「う…っく」

そんな視線にすら熱を高められるのを自覚して、私は思わず泣き出しそうになってしまう。

「そんな顔しても駄目だよ、ちゃんと言えるだろう?」
優しい口調とは裏腹の否定を許さないその言葉。
私は羞恥に染まった顔を俯け、ひたすら小さな声で彼に懇願する。

「…ィ…き、たい…ですっ」
「違うだろう、乱太郎。ちゃんとお願いして?」
「んんっ…ぁっ、ィ…っイかせ、てぇ…っ」
「うん、いいよ…」
ニッと笑う彼の瞳にまた目眩を覚える。
先走りに濡れたそれをぐちゅぐちゅとわざと音を起てながら性急に追い上げる。

「ひっ…あっぁ…ぁ、うっ…ぁあっ!」
その一瞬は本当に頭が真っ白になる。
がくんとのけ反りそのままズルズルと壁伝いに身体が倒れる。
それをそっと支える利吉さんが耳元で囁く。

「凄くいやらしい眺めだよ、乱太郎の白い肌にはこの朱が凄く映える。」


その言葉にまたゾクゾクとした感覚が背筋を駆ける。
快感の余韻が抜け切らず、半開きだった私の口に舌が伸ばされ唇を舐められると私も舌を出し、ちろちろとお互いの舌先を舐める。

「ん…んっ…ん…っ」
「乱太郎のここ、触ってもいないのに物欲しそうにひくついているよ?…ねぇ、乱太郎…次はどうされたいの?」

いつの間に取り出したのか、香油を手に取った利吉さんは入口を撫でるようにそれを塗り付ける。
利吉さんが言うように達したばかりだというのに、身体の奥はムズムズと次の刺激を欲しがり、入口を撫でるぬるついた指の感触に焦れったさすら覚える。

「あっ…っふぅ…ん、ちゃんと…して…」
「それじゃあわからないよ?どうされたいのかきちんと言えるだろう」
チリチリとこめかみが焼けるように羞恥が込み上げる。

利吉さんは言わなければきっと暫くずっとこのまま私を焦らし続けるだろう(以前そんな攻められ方をしたことがあるから容易に想像できる…)

「あっ…中に…入れ、て…ぐちゅぐちゅに…掻き、っ混ぜて…」
言ってしまってからまた酷い羞恥に襲われ、私はもう涙を堪え切れずにボロボロと泣き出してしまう。

「恥ずかしかったね、ごめんね…でも凄く可愛いよ、乱太郎」
左手で涙を拭いながら、右手の人差し指が香油のぬめりを借りて中へと入って来る。
私が言ったようにぐちゅぐちゅと音を起てながら指が順番に増えていく。

「あっ…っは、ぅ…ぁ」
長年利吉さんによって慣らされた身体はすぐに快感を拾い、再び私のそれが熱を持つのが分かる。

「乱太郎はここが好きだろう?」
私以上に私の身体を知り尽くしている利吉さんは、私の良いところを重点的に責めてきて私は強すぎる刺激にただひたすら頭を振って堪える。

「り…きち、さん…もうっ」
身体を固定されているせいか、いつもよりも早く限界を訴える私に、利吉さんは笑って答える。

「いいよ、入れてあげる」
「あっ…」
そのまま挿入されるかと思えば、利吉さんは縄を解き、私を俯せて腰を上げさせると、後ろから覆いかぶさるように身体を重ねてきた。

「ぅう…んっ…あぁ…」
十分に濡れ解れたそこにくちゅりと音を起てながら利吉さんのそれが侵入してくる。

「くっ…狭い、ね」
ゆっくりと、恐らくは私を傷付けないようにしてくれているのだろうが、散々焦らされた身体はもっと強い刺激を求めていた。

「りき、ちさぁ…ん…もっと…もっ、と」
本来、バックでするのはあまり好きではないが、今日は高められすぎた快感と羞恥のせいで、いつも以上に敏感に反応してしまうのが自分でもわかる。
利吉さんはするりと私の身体の隙間に手を這わせ、胸の突起と私の欲望を同時に刺激する。

その動きに合わせて中をえぐる彼のそれも抜き差しされ、堪らずすぐに限界を越えてしまう。

「ひっ…あっ…ぁあ、あ、ぁああっ!」

一度出しているので量は少ないが、ドクドクと勢いをつけて白濁が溢れる。
それを塗り付けるように利吉さんは更に刺激を与え続ける。

「だっ…駄目っ…利吉、さんっ…イッたばかり…はっ…ひゃ、あっ」

ただでさえ敏感になっているのに、立て続けの昇天に身体はもう限界だ。

「うん、でも乱太郎の中…っ凄く、締まって気持ちいい、よ」
うなじに口付けられながら、利吉さんの挿入が早まるのを感じる。

「もう少し楽しみたいけど…っ、一回イく、よ」
利吉さんの確認に、コクコクと頭を振る。
腰を掴まれ先程よりも深く激しい挿入に変わったそれに頭が痺れて、声がもれる。

「ぁあっあっ…あぁ…んっぁっ」
「…っ…くっ」



中に利吉さんの出したものが溢れるのを感じる。
そのままズルズルと重なりあったまま、二人で脱力すれば利吉さんは私をぎゅっと抱きしめ囁く。

「大好きだよ…乱太郎」

今日1番の甘さを含んだ告白に、私はくらりとして小さく頷く。





終われ
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言い訳

利吉さんねちっこいですね。
中々終わらなくて私が困りました←お前

M字緊縛とバックが書きたかったんです(本当にすみません…orz
本当にダラダラとした温い駄文ですみません…。
つっ次は頑張って勉強してきます!←何を

それではここまで読んで下さって本当にありがとうございました!